10月30日、令和4年度の「認知症カフェ連絡・研修会」(第1回目)を開催し、
兵庫県下で認知症カフェを主催されている方々、行政関係の方々など多数ご参加いただきました。
今回は、全国の認知症カフェの取材をし、それらをご著書やwebで紹介し、認知症カフェについて深い考察をされているコスガ聡一さんをお招きし、
「『わたしの5か条』から見えてきたこと」という演題でご講演いただきました。
「わたしの5か条」というのは、認知症カフェの主催者が大切にしている想いや理念などを5つ挙げたものです。
認知症カフェは、運営方法に決まりがなく、自由なスタイルで開かれていますが、とは言っても、
共通の理念が存在するのではないかという仮説のもと、「認知症カフェ憲章(仮称)」をつくる企画があり、
その中でコスガさんが、全国から17名の主催者を選んで、それぞれに「わたしの5か条」をインタビューされました。
それらはYouTubeでも見ることができますが、今回のご講演では、コスガさんがその17名のインタビューの中から注目したポイントをご紹介いただきました。
コスガさんのお話を伺った後は、グループに分かれ感想など自由に語り合いました。
情報交換から感じたことは、やはり認知症の当事者の方やご家族にとっては、認知症カフェが「点」であるよりも「面」になっているほうが良いように
思われますし、各カフェの活動内容や特徴がもっとよく分かる情報も必要だと感じました。
🔶認知症カフェ憲章 ご覧ください⇒https://d.kuku.lu/a38bfcc9c